git configの設定を確認・変更する方法
2023年07月23日に更新, By 管理者
git configコマンドを使用して、Gitの設定を確認・変更を確認します。
Gitの設定には、システム全体の設定、ユーザーの設定、リポジトリ設定の3つの種類があります。
それぞれの設定の確認・変更方法です。
1. システム全体の設定の確認・変更
システム全体のGitの設定は、システム上のすべてのリポジトリに影響があります。
- 設定の確認
git config --system --list
- 設定の変更
git config --system 設定名 新しい値
例:
git config --system user.name "Your Name" git config --system user.email "your.email@example.com"
注意: システム全体の設定を変更するには管理者権限が必要です。
2. ユーザーの設定の確認・変更
ユーザーのGitの設定は、ユーザーのホームディレクトリに保存され、そのユーザーが使用するすべてのリポジトリに影響があります。
- 設定の確認
git config --global --list
- 設定の変更
git config --global 設定名 新しい値
例:
git config --global user.name "Your Name" git config --global user.email "your.email@example.com"
3. リポジトリ設定の確認・変更
リポジトリ固有のGitの設定は、特定のGitリポジトリにのみ影響があります。
- 設定の確認
git config --local --list
- 設定の変更
git config --local 設定名 新しい値
例:
git config --local core.autocrlf true
設定の種類を指定しない場合、--globalがデフォルトとして使用されます。
また、--listオプションを使用しない場合、特定の設定名を指定して個別の設定の値を確認することもできます。
git config 設定名
設定の削除や設定の値を確認する際にも同様に、git configコマンドを使って操作します。